看護師の未来は無限大!

看護師辞めたい!悩みながら、葛藤しながら前に進んでいる現役看護師のリアルなブログ

産業保健師・産業看護師とは?【産業保健の目的・役割・仕事内容】

f:id:kinakomochi-ns-life:20190802174133j:plain

 

私は看護師2年目のときに不規則勤務と長時間労働、様々なストレスから体調を崩し、休職をしたことがあります。

休職中、自分は何がしたいのか?たくさん考えました。

 

「看護師に嫌気がさした。もうやりたくない」

「土日祝日休み・年間休日120日以上」

「有給休暇が取得しやすい」

「夜勤がないところ」

「17:00~18:00には仕事が終わる」

「人が死なない」「切羽詰まった状況に追い込まれないところに行きたい」

「そもそも病気になるのが悪い」「病気にならなければいいのに」

などと考えました。

 

様々な理由から

産業保健師になりたい

と考えるようになり、看護師2年目で休職中でしたが転職活動をはじめました。

 

その転職活動を通じて知ったことや反省、リアルな体験談も含めて何記事かに分けてお伝えしていきたいと思います。

 

今回は、「産業保健師とは何か」について書いていきます!

 

 

 

まずは教科書的な知識の確認をしましょう。

 

産業保健の目的

①職業に起因する健康障害を予防すること

②健康と労働の調和を図ること

③健康および労働能力の保持増進を図ること

④安全と健康に関して、好ましい風土を醸成し、生産を高めることになるような作業組織、労働文化を発展させること

(2005年 日本産業衛生学会看護部会)

 

産業看護の定義と役割

「産業看護とは、事業者が労働者と協力して産業保健の目的を自主的に達成できるように、事業者・労働者の双方に対して、看護の理念に基づいて組織的に行う個人・集団・組織への健康支援活動である。」

(2005年 日本産業衛生学会看護部会 定義)

 

産業保健師・産業看護師とは、一般企業で職員の健康の保持・増進に関わる職種です。

看護師に比べて一般的な知名度はあまり高くないと思います。

 

 

 

産業保健師・看護師の具体的な仕事内容

保健師業務】

・健康に関するデータ分析

・企画立案

・健康改善支援

・健康経営に関する業務

健康保険組合との連携

 

【看護師業務】

・健康診断(定期健康診断・再検査案内)

・健康相談・保健指導

ストレスチェック実施

メンタルヘルス相談

・職場復帰支援

生活習慣病対応

・診療補助

産業医補助

 

・安全衛生委員会への参加

 

保健師と看護師の仕事内容をあえて分けてみました。

 

産業保健師は、直接職員と関わるのではなく、長期的な計画を立てたり、データを分析したり、少し上の立場から企業全体を眺め、から健康保持増進に関わっていくようなイメージ。

 

産業看護師は、直接職員と関わって、職員のケガの対応や健康に関する相談にのったり、健康教育を行ったりなど、実際の現場に立って職員の健康の保持増進に関わっていくイメージ。

 

規模の大きな企業だと、保健師保健師業務、看護師は看護師業務と、分けているところもあるようです。

 

産業保健師・産業看護師の魅力

 産業保健師・産業看護師の魅力は一番はじめに書いてしまいました・・・

 

☑土日祝日休み

☑日勤だけ

☑夜勤がない

☑人が死なない

☑残業が少ない

☑規則正しい生活ができる

ワークライフバランスが良い

☑病院看護師に比べてQOLが高い。

☑人間らしい生活ができる

☑休みが多い

 

病院看護師の私とはまるっきり逆の生活です。憧れますね。

 

☑日勤だけ、土日祝日が休み、休日が多い

私が実際に応募した企業では以下のような勤務体制でした。

☆勤務時間:8:30~17:10

☆休日・休暇:週休2日制(当社カレンダーによる)年間休日126日

 

年間休日126日もあるの?!!!! と、驚きました。

日勤だけで休みが多いのはとても魅力ですね。

 

☑夜勤がない

夜勤がないんですよ!!当然ながら!!

人間は夜は寝て、昼に活動するものです。

 

☑規則正しい生活ができる

日勤だけで夜勤がないので、規則正しい生活ができます。

ライフワークバランスが充実しそうです。

 

 

 

産業保健師・産業看護師のデメリット

 

☑求人が少ない

☑正社員ではなく派遣社員が多い(1年ごとに契約を更新していく)

☑病院看護師に比べてお給料が低い

☑一人職場だと頼れる人がいない。(少ない)

☑自己研鑽が必要

 

 

☑求人が少ない

産業保健師・産業看護師は、非常に求人が少ないです・・・

東京や横浜、大阪などの大きな都市ではとても多いようですが、

田舎には保健師を導入している企業があっても、誰も辞めないため求人すらでません。

 

求人がでても、産業保健師はとても人気のある仕事なので、競争率は非常に高く、すぐに決まってしまいます。

 

☑正社員ではなく、派遣社員

正社員として雇ってくれるところもありまずが、1年ごとの契約社員派遣社員)として募集しているところが多いのが現実です。

 

☑病院看護師に比べてお給料が少ない

夜勤がない分お給料が少ないのは仕方がないですが、人間らしい生活ができるならお金が少なくてもまったく気になりません。

 

夜勤や長時間労働で体調を崩して、医療費がかかれば残るお金は同じようなものです。

お金より健康が大事です。

 

☑一人職場だと頼れる人がいない(少ない)

産業保健師・看護師の働く現場は、基本的には1人職場です。

自分で考えて、行動する力が必要です。

まったくの未経験でなった場合はとても大変でしょう。

 

☑自己研鑽が必要

これは、医療の現場では必ずといって必要だと思います。

産業保健師・看護師も例外ではありません。

1人職場であればなおさら自分で学んでいく向上心が必要です。

 

 

【余談:産業保健師 転職 体験談

私は看護師2年目の冬に、産業保健師になるために転職活動をしました。

実際に超大企業の面接にいって詳しく話を聞きましたが、ホワイト企業すぎでした。

「3割の余力を残して働いている」

「残業したら違う日はその分早く帰るなどしている」

「フレックスタイムを導入している」

などとお話しを伺い、

工場勤務でいいからここで働こうかな、と思いました。 

フレックスタイム制=出勤時間、退社時間が自由に選べる)

新卒で病院でしか働いたことのない私にとって、一般企業はとても珍しく、新鮮で、見たことのない世界を見せてくれました。

残念ながら採用させていただけませんでしたが、そんな素敵な世界をみせてもらえただけで、感謝しています。

ますます産業保健師になりたいと思いました。

 

私は産業保健師になることは諦めていません。

一度転職活動を経験できたことは強みです。

このときの経験を活かして次こそは成功できるように準備してから挑みたいと思っています。

 

☑看護師2年目でも産業保健師になれるのか?

☑産業保健師になるには何をしたらいいのか?

☑産業保健師の就職試験は何をするの?対策は?

など、私が体験したことを今後記事にしていきたいと思っています!

 

最期まで見ていただきありがとうございました(^^♪